広々とした場所

設計が出来る

世界的に景気後退が見られ、各国の建設市場も減少傾向を見せています。オイルマネーで活況を呈していた中東や経済成長の著しかった中国もここに来て退潮傾向が顕著となっています。世界的に有力な設計事務所も仕事が少なくなってきたので日本の市場にも参入してきています。日本の大型プロジェクトでは大手の設計事務所の他にゼネコンが抱えている自社の設計部隊も競争に参加します。市場開放でグローバルな競争が求められており、日本でも今後の大型プロジェクトでは設計の国際コンペが多くなると思わます。既に東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる国立競技場は国際コンペの結果、海外の設計事務所の提案を採用することが決定しています。

設計事務所が国際コンペに参加するのは楽なことではありません。設計コンペでは当選すればプロジェクトの設計業務を受託することが出来ますが、落選するとケースバイケースですが、通常は一銭ももらえません。国際コンペの対象となるプロジェクトは規模が大きいので設計作業も膨大な人工が掛かっています。プレゼンテーション用の資料やパースを作成しなければなりませんから、掛かる費用は半端なものではありません。現地の調査も行わなければなりません。海外の設計事務所が日本のプロジェクトに参加するためには相当な覚悟が必要なわけです。したがって、日本の設計事務所や施寝込んの設計部隊がこれを打ち破ることも大変であるということが出来ます。今後とも国内外で日本の設計事務所も海外勢と戦うことになるでしょう。